MUSTagでは以下のような実験系で検出が可能です。現在、他大学・病院との共同研究・プロジェクト研究を推進中です。
アルツハイマー病の早期診断
髄液、血液からのアルツハイマー関連因子(アミロイドβ)検出
乳ガンの早期発見
乳汁中、あるいは生検サンプルに含まれる微量なガンマーカーを検出しガンの早期発見を目指す
遺伝病の検出
血中酵素量測定による先天性酵素欠乏症患者の同定
子宮頸ガンの治療効果予測
子宮頚部前癌部表面の粘膜スメアからのサイトカイン検出
→ELISAでは計測できなかった粘膜のサイトカインを検出
脳虚血症の診断
末梢血から脳虚血(脳梗塞、脳卒中など)時に多量に分泌されるマーカーを検出
→“隠れ脳梗塞”、救急患者への応用
ウィルス性肝炎の早期診断
血中HCV、HBVウィルスの高感度測定による、感染の早期発見を目指す
→将来的にはHIV、梅毒などにも応用
膀胱ガンの早期発見
尿からのガンマーカータンパク、サイトカインの検出
→ELISAでは計測できなかったマーカーを検出可能
- 現在まで計測したサンプル
- •血清 •血漿 •血液 •培養上清 •尿 •培養細胞ホモジネート
- •乾燥血液からの抽出液 •組織可溶化液 •粘膜スメア
- 弊社との共同研究機関 (順不同)
- •(公財)東京都医学総合研究所
- •(独)東京都健康長寿医療センター
- •都立駒込病院
- •東京慈恵会医科大学
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- 他、多くの研究機関と基礎・応用両面で共同研究を行っています。
現在までに以下のタンパクが検出可能であることが明らかになっています。
ヒト臨床検体での計測が可能であることが確認されているタンパク因子
IL-1α
EGF
IFN-γ
CCL2/MCP-1
IL-1β
FGF-basic
GM-CSF
CCL3/MIP-1α
IL-4
VEGF
CXCL12/SDF-1
CCL4/MIP-1β
IL-6
HGF
HCV
α-galactosidase
IL-8
IGF-I
TNF-α
HCV core protein
IL-10
IGF-II
TGF-β
IL-12p70
IL-12p40
マウスサンプルでの計測が可能であることが確認されているタンパク因子
IL-1β
IL-10
IL-4
IL-12p40
IL-12p40
IL-6
TNF-α
IFN-γ
GM-CSF
※上記因子の測定において、ELISA法の5~625倍の感度向上が認められています
※随時、測定可能な抗体は、検討し追記しております